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地域に、
家族に、自分に
誇れる
そんな仕事が
できる職場です
PERSON02
1級電気工事施工管理技士
第一種電気工事士
2000年 入社
日常生活に欠かせない電気工事の業界に可能性を感じて
工業高校卒業後、縁あって永興電業に入社しました。当時は携帯電話が普及し始めて、電子通信やITの技術が急速に発展していた時代。でも、まだその分野にはピンときていなくて。それよりも「人々の生活を支える電気の仕事は、この先もなくなることないだろう」と思い、この業界に就職することにしたんです。 自治体の庁舎や学校・文化体育施設、信号機や道路・トンネル照明などの公共工事から、商業施設やマンション、生産工場、一般住宅といった民間工事まで、様々な電気工事を手がけています。新築の施設や住宅であれば、建物内に電気を引き込み、各部屋へ電気が届くように配電盤からケーブルを引いて配線、指定の場所に照明やコンセントなどを設置する、といった作業を行います。電線を引いた先でどのような電気機器を設置するのか、どれくらいの電力量が必要なのかによって使用するケーブルや配線用部材が異なるので、それに見合った資材を準備する必要があります。ですから、お客さまとの綿密な打ち合わせはとても大切ですね。
小さな作業を一つ一つ正確に
その積み重ねで質が上がる
現場作業で心がけているのは、記録と確認です。例えば照明器具の交換をする場合、赤・白・黒と3本のケーブルが刺さっていたら、作業前にその状態を写真撮影、もしくは図面にメモを取ります。記録を怠ると、元どおりにできなくなります。また、作業が数日にわたる場合、日によって作業者がかわることがあるので、記録を残すことで正確に引き継ぎをすることができます。配線ミスがあると、電気機器が作動しないばかりか、最悪の場合壊してしまうことになりかねません。こまめな記録と確認の積み重ねが、良い仕上がりにつながります。 ケーブルやプラグ、固定するための部材など工事に必要な資材の発注、見積書の作成、電気設備用図面の作成や修正と、デスクワークも結構あります。図面を書くとき、配線方法はいろんなパターンがあるので、自分が書いたものがベストと思い込むのではなく、先輩や同僚に「これよりもっといいやり方はありますか」と相談するようにしています。
成果が形として残るから
次もまた頑張ろうと思える
重いケーブルを運んだり、夏の暑さ・冬の寒さの中で作業をしたり、体力的に大変な面があるのですが、電気の知識が必要ですし、様々な資材の名前や用途を覚えて適切な物を選ばなければいけないし、図面の読み方・書き方を覚えたり、照明の照度計算をしたりと、頭を使う場面もたくさんあります。現場では他社の方と共同作業をすることがあり、毎日のように打ち合わせをしますから、コミュニケーション力も欠かせない要素。いろんなことができる面白い仕事だからこそ、自分の得意分野で力を発揮してもらったらいいと思うので、若い方にどんどんチャレンジしてもらいたいですね。
大きな仕事をやり遂げたときの達成感は、今も心に残っています。それに私たちの仕事は形として長く残るものが多いので、現場を通りかかるたびに誇らしく感じます。子どもに「ここの工事はお父さんがしたんだよ」と話すと、喜んでくれるのもうれしい。それがこの仕事のいいところだと思います。